About

事業・製品紹介

画像診断装置分野における国内No.1の企業として、また世界でもトップクラスの売り上げシェアを誇るリーディングカンパニーとして、日・米・欧・中をはじめ世界中で当社の製品が人々の健康に貢献しています。

医療の最前線を担うキヤノンメディカルシステムズの役割

私たちの仕事は、高性能な医療機器を開発・製造することがゴールではありません。病気を早期に発見し、患者さんへの負担が少ない診断・治療を実現する「臨床価値の提供」、効率的な医療に必要な「ワークフローの改善」、システムの導入から維持・運用に関わるあらゆるコストを最適化する「病院経営への貢献」。これらを実現し、付加価値の高いソリューションを提供することが私たちの使命と考えます。

国内No.1、世界トップクラスのシェアを誇る製品

基礎から学ぶ画像診断

CT

MRI

超音波診断システム

X線TVシステム

循環器X線診断システム

核医学診断システム

放射線治療

放射線治療システム

IVD(体外診断)

検体検査システム

迅速検査システム

DNA検査システム

医療IT

医療ITソリューション

【基本的な仕組み】

ドーナツ状の部分にX線を出す「X線管」と、対極にX線を受ける「検出器」。(X線TVシステムご参照)  患者さんを中心部分に入れて、体の周りを回転して撮影することで体の輪切り画像が撮れます。

【当社イチオシ!】

16cmの検出器幅を持つ320列エリアディテクターCTでは、1回転で心臓や脳などの臓器を短時間撮影と高画質化の両立が可能。(最速0.275秒/1回転)

【基本的な仕組み】

ドーナツ状の中にある大型の磁石を使って体の中にある水素原子の方向を揃え、電波を与えて一定の方向に向きを変え、電波を切った後の元に戻る速度で画像の濃淡をつくります。一般的には撮影に長い時間がかかり、電波ON/OFFの際に非常に大きな音がします。

【当社イチオシ!】

・騒音を99%カットし、静かな事務所程度の音まで抑制。
・画質の高さは保ちつつ、撮影時間を短縮できる技術。

※自社調べ。Pianissimo Zen を使用しなかった場合との比較

【基本的な仕組み】

反射する性質をもつ音(人が聞こえない超音波)を直接体に当てる「プローブ」から送受信し、体の中から跳ね返ってきた強さによって画像の濃淡をつくります。音の密度や形を変えることで、表示する範囲や深さ、画質を変えることもできます。

【当社イチオシ!】

・持ち運びできる高画質なタブレットエコー。
・ミクロの細さの細かい血管まで見える技術。

【基本的な仕組み】

丸みを帯びた部分にある「X線管」からX線を出し、対極に配置した「パネル」で受けます。物体に当たって吸収されると白く、吸収が少ないと黒く写るX線の性質を活かして画像をつくります。X線を使うため、被ばく量の管理が重要になります。(被ばく上限が国で決められています。)

【当社イチオシ!】

 ・肺や胃、腸、血管など様々な臓器の検査が一台(画像)で可能。

【基本的な仕組み】

X線の仕組みはX線TVシステムと同じです。血管撮影を得意としており、主に詰まった血管を拡げたり、不要な血管のコブを閉じたりする手術の際に使用します。床置き型や敷設されたレールを使って、アームを必要な位置に移動させることができます。

【当社イチオシ!】

・(手術に使う=使用時間が長いため)先生の被ばく量が自然と多くなるため、被ばく量の細かいマネージメント(観測)が可能。
・高精細パネルによって、血管内治療がしやすくなっています。

【基本的な仕組み】

PET:がんや炎症部分などの普通ではない(変異)組織に集まる性質をもった核物質を患者さんに注射して、場所を特定します。PETとCTを組み合わせたPET-CT:臓器の位置を写しつつ、変異部分を特定することで、発生位置を短時間で明確に特定します。

【当社イチオシ!】

・変異部位を高精細、高画質に描出。
・当社CTを搭載し、より短時間での低被ばく検査が可能。

【基本的な仕組み】

がん細胞に放射線を当て、遺伝子を切断することで増殖を防ぎます。照射する範囲を微調整するプレートを使うことで、正常な細胞への照射を抑えてがんの形状と一致した部分へ集中して照射します。

【当社イチオシ!】

・大開口径CTを同室設置でき、より安全な治療が可能。
・放射線治療研修センターを国内で唯一保有し、実践的なトレーニングが可能。

【基本的な仕組み】

血液や尿などの検体に含まれるコレステロールや血糖などの成分を測定する装置です。検体に試薬を添加して、発色する色の濃淡などを比較することで物質を定量的に分析する比色法や、検体と電極との接触面に発生する電位を測定することで定量的に分析する電極法で測定します。

【当社イチオシ!】

少ない検体量で検査ができるため、患者さんの検査負担を軽減します。

【基本的な仕組み】

患者さんの鼻をかんだ液やのどの粘膜などに含まれるウイルスを試薬と反応させ、光の反応の変化をとらえることでウイルスの検出を行います。

【当社イチオシ!】

2020年に「新型コロナウイルス抗原定性検査キット」の販売を開始。有症患者を対象に救急の現場で活用されるなど、様々なシーンでの活用が期待されています。

【基本的な仕組み】

蛍光ランプ法を用いた等温増幅法のDNA検査では熱帯感染症のウイルスを短時間で検出します。

【当社イチオシ!】

国内初のジカウイルス検出キットを長崎大学と国立研究開発法人日本医療研究開発機構との連携により開発。

【基本的な仕組み】

ITを活用して患者さんの診療情報管理や、院内の部門間、病院間の連携などを行います。最近はAIを活用した様々なシステムの開発も進んでいます。

【当社イチオシ!】

大規模病院から診療所まで、患者さんの診療情報を一元で管理し、解析・分析して診療に必要な情報を医師に提供。